あの子の気持ち、この子の気持ち

児童館で、初めて会った子とぬいぐるみを取り合う息子。
様子を見ていると、5分後には揃って
「あははははー!」
と楽しそうにしている。

子どもたちの世界って子どもたちだけで解決出来ること、たくさんある!!

と感じたこの日。



今度は、別の兄弟と。
その兄弟は息子のことを
「おチビちゃ〜ん!」
と言ってからかっている感じ。

息子の行く先に何度も先回りして、行く手を塞いでいる。

様子を見ていたが、息子の方から手が出てしまったところで、一度間に入った。
少し離れたところに息子と私の二人で座り、話を聴いた。
少し話を聴くと、息子は落ち着いている様子で遊びに戻っていった。

するとさっきの兄弟はまた息子のところに行き、同じことを繰り返す。


注意しても、二人にとっては“ただのうるさいおばちゃん”になるのかな…。

私は二人に話しかけてみた。

「ねーねー何歳?」
と聞いてみると、素直に答えてくれるし、
「この子(息子)は何歳なの?」
と聞いてきたり、
そのあとはポツポツと自分のことを話してくれたり。


(もしかしたら、いじわるしたかったわけじゃない。ただ見てほしい、聴いてほしいの気持ちなのかな…。)



同じ空間で、息子の遊んでいる姿に目を向けると、息子は遊びに集中していた。

そのあと、私は何度かその兄弟と目が合い、近くで側転を披露してくれたり、飲み物を見せてくれたりした。
私の考えたことや行動が、正解だったわけではない。

でも、

もしあの兄弟のことを“息子にいじわるしている”とただ注意だけしていたら…

息子が手を出したことを“ダメでしょ!”と叱ることだけしていたら…

何をすることが正解とは言えないからこそ、
思い込みや決めつけではなく、視点を増やしていこう。

改めてこう思った、大切な時間。
今のあなたで今よりもっと素敵な関係に
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離島生活とコーチングで、優しさのつながりを再発見!

MCS認定講師マザーズティーチャー
TCS認定コーチ
曽根千尋

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