「考えながらやったから。」
そういえば、少し前にこの舞台に立っていたのはあの人。
オフロスキーさんとして、Eテレ『みいつけた!』に出演している小林顕作さん。
小林顕作さんの読み聞かせ『絵本のじかんだよ!』に行って来ました。
その2週間後、同じ舞台で発表会。
スポットライトを浴びて真冬でも熱い中、機材トラブルがあっても、ポジション移動に迷っても、最後まで堂々と踊り切った。
年中になり昨年より演目が増えてお遊戯2曲と、合奏合唱の演目。
合奏は
『キラキラ星』と『ジングルベル』
合唱は
『ドロップスのうた』と
『やさしさに包まれたなら』
家でも合唱の2曲はよく歌い、とても楽しそうだった。
数ヶ月前、夏休みのときに鍵盤ハーモニカを持ち帰り、指に力を入れながら一生懸命キラキラ星を弾いていた。
発表会前日、ジングルベルを口ずさむ息子。
(ん…これはアヤシイ…。合奏のジングルベル、曖昧な部分があるんじゃない!?)
私がジングルベルを口ずさんでいると、息子は自然と一緒に歌っていた。
そして本番。
指元も迷っている感じがなく、演奏している。
何より、姿勢と真剣な表情がかっこよかった。
席に戻った息子にそのことを伝えると、
息子「昨日お母さんと歌ったのを思い出して、考えながらやったから。」
そっか…自分で考えてやったんだね。
本番で私が舞台に立つことは出来ない。
前日、“教え込む”ことはしなかった。
もし私が一生懸命「やらなきゃ!」と思ったとき、それは“誰のため”の「やらなきゃ!」なのか。
改めて考えることが出来た息子の言葉。
発表会で感じた息子の成長と共に。
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