「お母さんのおにぎり、美味しくない!」と言われて傷つかなかったのは…
「おにぎり作って!4個お願い!」
息子からのリクエストで、おにぎりを作った。
味のリクエストを聞くと、
「“わかめごはんのおにぎり”と
“わかめと鮭のおにぎり”。」
ややこしい!
小さめで2個ずつ、4個のおにぎりをお皿に乗せて渡すと、嬉しそうに
「ありがと〜!」
パクパク食べ始めたので、私はお風呂の用意。
途中で様子を見ると、“わかめごはんのおにぎり”を2個食べ終わったところ。
…
少しすると、リビングで息子がおばあちゃん(私の母)に叱られている。
離れて様子を見ていたところ、
息子がおにぎり(1個と半分)をゴミ箱に入れようとしていて、それをおばあちゃんに注意されていた。
“わかめと鮭のおにぎり”の1個目を一口だけ食べて、ゴミ箱に入れようとしたみたい。
そのときの、ゴミ箱に入れようとした理由は、
「このお皿に違うものを乗せたかった!」
と言っていた。
私はしばらく離れて見ていたが、タイミングをみて、リビングのソファーに座る息子の近く(の床)に座った。
目を見た。
手を繋いだ。
顔がくしゃーっとなり、息子は
「わぁぁぁぁーー!」
と泣き出した。
そして、
「お母さんのおにぎり、美味しくない!」
このとき私は(おにぎりのことで)落ち込むこともなく、悲しくもなく、つらくもなく、
はりつめた息子の緊張の糸がプチっと切れたのかもしれないそのときに、そばにいて一緒にいて良かったなぁ。と思った。
言葉を、その言葉通りに素直に受け取ることも大切。
言葉を、その言葉を通して、今どんな気持ちでいるのかを感じ取ることも大切。
もしも、そのときだけの感情的な言葉をそのまま受け取り、大切なヒトを更に傷つけてしまうことがあったら…。
もしも、そのときだけの感情的な言葉を言われても、その言葉だけを受け取るのではなく、今どんな気持ちでいるのかを感じ、思いやることが出来たら…。
息子は泣いて叫んで泣いて、しばらくしたらスッキリ。
私はそばにいて一緒にいて、聴いていただけ。
とはいえ、母としては「美味しくない!」の原因を探したい。
“わかめと鮭のおにぎり”ということで、熱々ごはんに♪◯ぜこみわ〜かめの鮭味を混ぜておにぎりにした。
あれって、おにぎりが冷めた頃、味も染みて素材の食感もちょうど良い感じになるよなぁ…。
と、美味しくなかった原因を、♪◯ぜこみわ〜かめのせいにしてみようかと思っています。
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