自分で作り出していた不安に気付いた瞬間

今日武蔵野市で行われた、「鏡の中のぼく」動画上映会&講演会に参加しました。
4歳の息子と、私の大切な友人と。

参加の申し込みはしたものの、私はこの動画上映会に息子を連れて行っていいか、ずっと心の中に不安があることに気付きました。

数ヶ月前、この絵本を息子に読み聞かせたときのこと。
「お母さんが大好きな絵本、読むね。」
初めてこの絵本を読み聞かせたとき、息子は息子の言葉で感想を伝えてくれました。

その数日後、またこの絵本を手に取ったとき、息子は
「この本はこわいからヤダ!」
と言いました。

何がこわいんだろう?
どこの場面がこわいんだろう?
絵がこわいのかな?
内容がこわいのかな?

いろんなことを思ったけど、
私は息子の「こわい」を聴くことのないまま、受け入れたいと思いました。

その後今日まで、息子はこの絵本は一度も手にしていません。

動画上映会では、この絵本の動画が上映される。
息子は「こわい」と思うかな…そう思うと、
この子の「こわい」を大きくしてしまうのではないか、と不安でした。

そして始まった動画上映会。
息子は私の手を握ったり緩めたり、
私の身体にくっついたり離れたりしながら、
スクリーンから目を離さずに動画を観ていました。

私はというと、そんな息子を感じながら、まだ不安があった気がします。

そして、ある場面で息子は私にボソッと
「どっちが本物?」
と聞いてきました。

この瞬間、私の中の不安がなくなりました。
「私が勝手に不安を作り出していただけかも」
そう思ったら、それからあとは自分のためだけにじっくり動画に入り込めました。



そして馬場コーチの講演会。

講演会中にわかめごはんのおにぎりを食べて、
「早くバーガーキング行こうよ〜。」を多分12回くらい言って、
「あのお兄さん(馬場コーチ)話長いね。」と少し小さな声で言っていたのは、私の息子です(笑)


そのあとは友人とランチしながら、今日の感想をシェアし合ったり、お互いの近況を報告し合ったり。


片道約2時間の移動、電車の中での過ごし方も私が何も言わなくても息子が自分で考えるようになったんだなぁと感心しながら、
「今日一緒に行ってくれてありがとう♥️」

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