誰かと誰かを繋げていたい
Facebookの“過去のこの日”という機能で、数年前の今日の出来事を思い出せるのは面白い。
5年前の今日は、スカッシュ同期のみんなと会っていた。
このとき私は妊娠中、ノンアルビールで乾杯したのを覚えている。
しかもちょうど調理師試験を受けた日で、気分もスッキリ。
この日たまたま近くに座った友人に対して、
「私はこの人のこと覚えているけど、きっとこの人は私のこと覚えてないだろうな…。
覚えてないっていうか、知らないかもな…。」
と思い、
「家政の曽根です。」
と自己紹介。
すると、
「いやいや、分かるから!」
とハッキリ言われた。
それは何とも嬉しくて、その場面のことをしっかり覚えている。
大学のときにスカッシュラケット部で、大会のときには全国の仲間と話す機会があった。
私はすごく強いとか上手い訳ではないし、すごい記録を残した訳でもない。
特に個性的なプレーヤーだったかと言うと、そうではない。
でも、私の周りには、たくさんの素敵な仲間がいた。
すごく努力していてあの背中を追いかけたいと思わせる人、
コートの中でも外でも目で追ってしまう魅力的な人、
集中・喜び・悔しさ・余裕・緊迫…いろんな場面での表情が印象的な人。
大学4年間の間に一度も話したことがなくても、卒業から9年経っても私のことを
覚えていてくれた、“「いやいや、分かるから!」の友人”が、ある別の友人のことを話してくれて、私も納得した。
その友人は、
ある別の友人の存在があったから、私のことを忘れていなかった。
私も、私の存在が誰かと誰かを繋げていたい。
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